公開日 2022/11/6 最終更新日 2023/8/21
Twitter (X) の昔のアカウントを完全に削除することは可能?
可能です。ただし、アカウントの状態によっては削除できないケースもありますので、厳密にはケースバイケースということになります。
昔作ったアカウントを削除するときには、まず、自分がどの状態であるかで対応方法が変わります。
- ログインはできるが、削除の操作方法がわからない状態
- そもそもログインができない状態
ログインができる場合には、「設定」>「アカウント」>「アカウントの削除」と操作を進めていけば、アカウントを削除することができます。ただし、30日以内に再度ログインするとアカウントが復活するため、完全削除を希望する場合には、再度ログインしないようにする必要があります。
基本的には、この方法でなければTwitter (X) アカウントは削除することができない仕様になっています。ただし、例外的に、次の場合には、Twitter (X) 社に申請をして強制的にアカウント削除を実現することが可能です。
自分のアカウントを削除することができる例外ケース
- 不正アクセスされ自分のアカウントが乗っ取られてしまったとき
では、昔自分がつくったアカウントで、乗っ取り被害ではない場合には、削除ができないのでしょうか。答えは、NO(削除できる場合がある)です。
昔自分がつくったアカウントで、ログインできないときには、そのアカウントが本当にその人が作成したものかを証明する必要があります。この壁を超えることで、自分のアカウントを削除することができます。(※Twitter (X) アカウントの「削除」とは、「凍結」を意味しています)
アカウントのパスワードを忘れてログインできなくなったときは?
Twitter (X) アカウントのパスワードを忘れてしまい、ログインできなくなってしまったときは、パスワードをリセットすることで再度ログインすることができます。ログインすることができれば、アカウントを削除することができます。
Twitter (X) のヘルプセンターには、パスワードのリセット方法が案内されています。アカウントに紐づけられた電話番号やメールアドレスを使って、リセットをすることが可能です。詳細は、こちらを参考にしてみてください。
自分のTwitter (X) アカウントを削除しなければどうなる?
自分のTwitterアカウントを放置していると、アカウントが凍結されることがあるようです。「運営の痕跡がないアカウントに関するポリシー」の中では、Twitterは公式見解として次のような説明をしています。
アカウントの作成後は、積極的にログインしてTwitterをご利用ください。アカウントをアクティブな状態に保つには、少なくとも6か月ごとにログインするようにしてください。アクティブでない期間が長期にわたると、アカウントが恒久的に削除される場合があります。
Twitter「運営の痕跡がないアカウントに関するポリシー」
この記載から、ログインせず一定期間運営していないアカウントは、凍結(削除)される可能性があることがわかります。ただ、実際には、ログインせずに何年も放置されたアカウントが、ずっと公開状態で残されているという現象はたくさんあります。
昔作ったアカウントを削除したいけれど、ログイン情報を忘れてしまって削除ができずお困りの方はとても多いです。このようなとき、具体的には次のようなご相談が多くあります。
- 自分の恥ずかしい写真をアップしているので消したい
- 就職活動で人事の方に見られると困る
- 暴言や愚痴を吐くツイートを多くしてしまっている
- 昔の交際相手との写真をアップしている
- 実名でアカウントを作ってしまった
など、Twitter (X) がいわゆる「黒歴史」となっているため、昔の自分のアカウントを消したいという要望が一定数あります。
自分でなんとかしたいけれど、削除することができずお困りの際は、一度無料相談をご利用ください。
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「アカウントが削除できない」一番多いケースは?
自分のアカウントが削除できないケースで一番多いのは、
- 登録した電話番号・メールアドレスを忘れてしまった
- 登録時の電話を解約してしまったため、パスワードの再設定ができない
- 登録していたメールアドレスを削除(閉鎖)してしまった
このような場合です。
誰もがありえることですが、いざ、自分がこのような状況になってしまうと、対応が難しいものです。ヘルプセンターをくまなく見ても、その解決方法は明示されていません。
削除したアカウントに戻る(復活させる)方法はある?
ログインしてアカウントを削除したとき、30日以内に再びログインすることで、アカウントを復活させることができます。完全に削除したい場合には、再度ログインしてはいけません。
具体的な操作方法は、ヘルプセンターの「アカウントを復活させる方法」を参考にされるとよいでしょう。
アカウント削除後、いつまでアカウントは残る?
アカウントを削除したものの、Googleの検索結果にはツイートした内容が表示されるという現象があります。検索結果に表示されているツイート(文字情報や画像)は、Googleに残された過去のデータ(これを「キャッシュ」といいます)です。
Twitterアカウントを削除したのであれば、次はGoogleに対して削除申請を行います。早ければ数日で完全に削除され、検索結果からも消えるでしょう。
Twitterの仕組みに詳しい弁護士にご相談を
Twitterは使いやすいがゆえに、多くのユーザーが日々利用しています。しかし、昔自分がつくったアカウントが削除できず困っている方も多くおられるのが現状です。何年もあとになって、自分の黒歴史を削除したいと思っても、その方法が難しく断念される方もいます。
Twitterで困りの際は、Twitterの仕組みに詳しい弁護士までご相談ください。すべてが対応できるわけではありませんが、実績に照らして、削除申請が可能であるかを検討させていただきます。ご相談は、電話・メールどちらでも可能で、すべて無料相談となっています。ぜひお気軽にお問合せ下さい。
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